インビザライン治療について

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当院では、近年、多くのインビザライン治療の患者様に御来院いただいております。

インビザラインは、良い装置であることは間違いないのですが、最近よく、インビザライン治療が最新の治療で、ワイヤーの治療は古い治療法等と書かれた広告を見るようになりました。ただ、この場合、最新イコール最良かというと、必ずしも、そうではない部分があると思います。
また、インビザラインを使えば、歯を抜かないで治療出来るというのは、まったくの間違いで、科学的根拠に基づいて矯正診断を行えば、抜歯治療の確率はワイヤーの治療と、同じになります。装置の違いにより、歯の動かし方・動き方の特性が違うだけで、基本的には、ワイヤー治療と同じ矯正治療であり、ワイヤー治療の経験・知識が必要になります。インビザラインは、誰でもただ入れとけば治るといった、魔法の装置ではありません。

インビザライン治療は、新しい治療法の一つであり、発展途上の治療法

(利点)
・目立ちにくい
・奥歯を後ろに下げるのが得意
・歯を骨に入れるような動きが得意
・装置を取り外せる(外して食事・歯磨きが出来る) 等
(欠点)
・奥歯を大きく動かすのが苦手
・回転している歯を動かすのが苦手
・装置装着時に、飲食が出来ない(特に糖分の入った飲み物、熱い飲み物)
・歯磨きが悪いと虫歯菌を閉じ込めてしまうので、かえって虫歯になりやすくなる
・取り外しが面倒
・治療費が高い 等

従来のワイヤーの治療は、ほぼ成熟した治療法

(利点)
・治療法が確立している
・様々な歯の移動が可能 等
(欠点)
・装置によっては、目立つ
・歯磨きが難しい
・装置が取れることがある
・ワイヤーが、お口の粘膜に刺さることがある 等

以上のような考え方で良いのではないかと思います。

よって、当院では、無理にインビザライン治療を勧誘したり、ましてや、インビザラインでしか治せませんなどといった間違った説明はしていません。患者様ごとのご要望を最優先しながら、個々の状態に対する最良の治療法を提案させて頂いております。インビザライン治療と、従来の治療では、それぞれ、得意・不得意があるからです。
歯並び・噛み合わせの状態は、患者様によって多種多様であり、それぞれの治療法において、得意分野を生かし、不得意分野をフォローするようにしながら、治療を進めることが重要です。よって、当院では、治療期間の短縮・精度を上げるために、難しいケース等では、まず、奥歯を下げる特殊な装置(目立ちにくいものもあります。)を使用したり、裏側のワイヤーである程度治してからインビザライン治療に移行するなどの工夫をしながら治療をすすめており、良好な結果を得ています。もちろん、通常の場合、インビザラインのみによる治療で十分治りますし、ご要望があれば、難しいケースでも、お時間を頂きますが、インビザラインのみの治療で対応させて頂いております。

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